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第百九十一話(はるか篇-7)

じわじわと暗さを増していくリヴィングで灯りもつけぬまま自分に何ができるのだろうと考えた。
だが探しに行くには時間が経ち過ぎているようにも思えたし、正直体調にも自信がなかった。
いつしか下腹に焦りに似た冷たいものがわだかまり背筋を苛立たしくさせた。
行き場を見つけられないその感覚が内側で暴れまわっているようだった。

ふと哲平に電話して相談してみようかと考えて、今度はそこで彼のことがまた心配になった。
ぶつけた場所が場所だっただけに大事でなければいいとも思ったけれど、なんだかそんな期待も虚しく終わりそうな予感があった。
電話をすればそのことを尋ねない訳には行かない。
そう考えただけで少し怖いような心地もした。
きっと具合が悪いせいで何もかもを悪い方に想像してしまっているのに違いない。
そう考えて自分を落ち着けようとしたけれど、これも上手くいかなかった。
なんだってこんなに一遍にいろんなことが起きちゃったんだろうと恨めしく思った。
でも誰に文句をいえばいいのかがわからなかった。

―どうしてこう、あたしっていざという時に全然役に立たないんだろう。

ソファの上で膝を抱え、はるかは湧き上がった自己嫌悪から逃れられないままでいた。
ほかにしなければならないことがあるのに。
こんなところでじっとしている訳にはいかないのに。
そう思えば思うほど体は動いてはくれなかった。
心なしかまた熱も上がっているようだった。
もう一回眠ってしまえれば楽なのにとも考えた。
けれど裏腹に、頭の中には次から次へと考えたくないことばかりが浮かんできた。

重なり合った哲平とまことを目にした瞬間、頭の中が真っ赤になった。
そして同時にまことの唇を塞いでいる相手が哲平なのか自分なのかがわからなくなった。
ひょっとするとどこか奥底では、はるかはそれが自分であればいいと思っていたのかもしれなかった。
でもやはりその姿は哲平だった。
そう認めた途端何かが弾けた。
自分が自分の肉体から追い出されてしまったようで、咽喉が勝手に言葉やほかの音を絞り出していた。

本当はまことの告白を聞いた時、ひそかに誇らしく思った。
学校でのまことは頑なに誰とも打ち解けようとはしていなかった。
だからたぶん本人はクラスの子たちがどんなふうに彼女の噂をしていたかなど、きっとちっとも知らないに違いなかった。
もちろんあの母親の件が周囲と彼女との壁の一因を担っていたことは否めなかった。
でも実際にはそれもごく最初のうちだけだったのだろう。
三年に上がり同じクラスになった頃にはもうそんなことを覚えている人間はかなり減っていたし、高校に上がってしまえばなおさらだった。
むしろその時間をかけてまことがすっかり身にまとってしまった陰みたいなものが、かえって彼女の魅力の一つとさえなっていた。

陸上を続けていたまことは足も速く、様々な場面でのクラスへの貢献度も高かった。
手足もすらりと長かったし、何よりどこか派手な顔立ちが学年のほかの誰よりも大人びていた。
実際男の子たちの多くがまことに憧れめいた気持ちを抱いていたはずだ。
哲平もそうだったし、彼のチームメイトたちも、本当はこぞって自分と一緒に応援に現れるまことに何とかして話しかけようとしていた。
ただまことが答えなかっただけだった。

端的にいえば彼女は、本人が望むと望まないとにかかわらず、同世代の目を引かずにはいられないほど美しかった。
たぶん男女を問わずだったのだと思う。
その証拠というわけではないけれど、女の子たちの間でもまことは、その付き合いの悪さにもかかわらず決して評判が悪いということはなかった。
ただ誰もが口を揃えたのは、とにかく来生さんは近寄りがたいということだった。
実際お昼を誘ってすげなく断られたと残念がっていた子もはるかは一人ではなく知っていた。

そんなまことが学校では決して見せようとはしない姿を、この自分だけが知っている。
それだけでもひそかに鼻が高かったのに、その彼女が自分を好きだといった。
愛しているという言葉までくれた。
もちろんそこに戸惑いはあった。
だけど他人から示されるあからさまな好意が嬉しくないはずはなかった。

唇を塞がれた時はとにかく驚いた。
でも本当は決してそれほど嫌ではなかった。
ただそれを認めることができない自分がいただけだった。
拒まなければいけないような気はしていたけれど、そのまま身を任せていたい誘惑もそこには確かにあった。

でもその場所に彼女の指が届いた刹那、いきなりすべてが反転した。
それは違うと思った。
いや、そんなことを思うより先にただ怖かった。
思い出しただけで何かが走り全身が勝手に強張ってしまうほどだった。
まことはいったい何をしたかったのだろう。
あたしの体をどうしたかったのだろう。

そこまで考えて、はるかはふと自分の心の片隅に何か楔のような手触りを感じた。
それは幾重にも重なった記憶の層の片隅にひっそりと埋もれてでもいるようだった。
砂地をたどっていた指先がかすかな硬さを確かめたような感触だった。
だがそれを抜いてしまうことはひどく怖かった。
もう一度まことに確かめたいと思った。
あたしはどうすればいいのか、どうすればよかったのか教えて欲しいと思った。

けれどまことはそばにいなかった。
行き先も告げずに飛び出したまま、もう半日に迫る時間が過ぎていた。
その原因を作ったのは自分だった。
いや、そうじゃない。
それだけじゃないじゃない。
そもそも哲平がまことにキスなんかするから。
まことがそんなことさせてしまうから。
二人の方がもっと悪い、あたしはそんなに悪くない―。

考えれば考えるほど、思考はいつのまにか一度通ったはずの道を再びなぞりなおしていた。
ちょうど終点も始点もない、ねじれた輪の真ん中に描かれた線をたどっているみたいだった。
その袋小路から自分を救い出してくれたのはようやく葬儀から戻ってきた両親だった。
それからの時間はただ目まぐるしく過ぎた。
着替えもせずにはるかを連れ再び車に乗り込んだ二人はまことの姿を求めて町中を探し回った。
一度だけ自分の顔を見た母が額に手を当ててもくれたのだけれど、はるかは大丈夫と首を振った。
途中には一旦哲平の家にも寄った。
もちろんはるかは肩のことを訊きたいとも思ったのだけれど、気づいた哲平にきつく目で制されてしまえば、身を縮めて黙るより仕方なかった。

けれどそんな努力も報われることはついになかった。
最後には交番を訪ねて捜索願いを出す相談をして、結局その日は終わりになった。
家に帰っても誰も口を開かなかった。
三人が三人とも心配で疲れきっていた。

それからの自分たちの日々はすっかり一変してしまった。
日常の些細なことに家族の誰もがまことの不在を思い出さなければならないような気配が、いつのまにか家中に染み付いてしまっていた。
世の中には取り返しのつかない種類のことがあるのだと初めて身にしみて思い知った。
晴れた日も確かにあったはずなのに、記憶の中ではまるで、どの日もどの日も重たい雲がのしかかっていたようにしか覚えていない。

また、哲平が社会人野球で活躍する日もとうとう訪れはしなかった。
肩にひびがはいっていたことわかったのは、あの日から優に二週間が過ぎてしまった後だった。
すでに骨が変な形に固まっていて治療は上手くいかず、結局哲平はもう速い球を投げることができなくなったのだという。
彼はあれほど好きだった野球をやめざるを得なかった。
それでも、入部を決めてくれていた企業が傘下の工場に就職を世話してくれたことは、哲平にとってはたぶん幸いだったのだろう。
春を待ち哲平は町を出て行った。

はるかは二年生になった。
両親の努力にもかかわらずまことの消息は杳として知れなかった。
まるではるかだけがこの町に取り残されたみたいだった。
気がつけば級友たちとしゃべっていても以前ほど楽しいと感じることがなくなっていた。
周囲との距離が音もなく開いていくのを漠然と感じながら、まるで自分が、そんなことできるはずなんてないのに、どうにかしてまことが占めていた位置を埋めようとでもしているように錯覚してしまうようなこともあった。

はるかの目に映る景色があざやかな彩りを取り戻すことは最早なかった。
短大の二年間を実家から通わなかったのも、本当は毎日のようにあの湖を見て過ごすことにこれ以上耐えられないと思ったせいだったのかもしれない。
湖畔には三人で過ごした日々の記憶がしみついていたし、周囲に山を抱いた光景は、当時のはるかにはまるで世界の底のようにも思われていた。
だが一人での生活を続けてみても結局は何も変わらなかった。
ただ灰色の日々がさらに積み重ねられただけだった。
気がつけば見えない糸に手繰り寄せられるようにして、自分は両親の元に、生まれ育ったこの場所に戻ってくることを決めていた。


[第百九十話(はるか篇-7)] [第百九十二話(はるか篇-7)]

by takuyaasakura | 2008-09-17 11:47 | 第百九十一話(はるか篇-7) | Comments(0)
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その日、止まっていたはずの彼女たちの物語が再びそっと動き始めた。
by takuyaasakura
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[登場人物]

来生まこと
24歳。小学校時代に母親とともにはるかの隣家へ越して来る。以後は、はるかにとって一番近い存在となったのだけれど、高校卒業を前に家を出て現在は所在不明。

片岡はるか
24歳。教職についていた両親の一人娘で、自身は現在保育士として地元の幼稚園に勤めている。母の死後、二人暮しで衰えた父親の面倒を見ながら日々を送っている。

久住哲平
湖畔の食堂の一人息子。まこととはるかの二つ上で、二人の幼馴染み。現在は自動車修理工で故郷を離れている。



浅倉卓弥
(あさくら たくや)


1966年7月13日北海道札幌生れ。東京大学文学部卒。
2002年『四日間の奇蹟』で第一回『このミステリーがすごい!』大賞金賞を受賞し翌年デビュー。『君の名残を』、『雪の夜話』、『北緯四十三度の神話』、『ライティングデスクの向こう側』、『ビザール・ラヴ・トライアングル』など、次々と話題作を発表する気鋭の若手ベストセラー作家。



[連載小説]
*毎週月~金曜日連載*



[おことわり]

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