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カテゴリ:第二百五話(まこと篇-7)( 1 )

第二百五話(まこと篇-7)

以来まことは先生の身の回りの世話をしながらこの山奥で暮らしていた。
最初の言葉通りに、先生は自分には指一本触れようともしなかった。
その代わり生活態度だけは厳しく文句をいわれた。

暮らし始めてわかったのだけれど、先生は実際は誰の助けも必要とはしていなかった。
むしろ何故自分にあんなふうに言葉をかける気になったのかが不思議といえば不思議だった。
だが会話といえば大概は怒鳴られるばかりで、そんな質問をぶつけてみることは簡単には叶いそうになかった。

自分で土をこねさせてもらえるようになったのも、転がり込んでから優に一年が過ぎてからだった。
その最初に先生はこんなことを教えてくれた。
備前というのはな、多少言葉は悪いが、いってみれば最後の最後は成り行き任せみたいなところがある。
煙の通り道や挿し藁の具合なんかをどれほど周到に計算しても、色味も模様もなかなかその通りには行かない。
だがな、こうやって土をこねているうちに、なんとなくな、この手のひらから、こいつらがどういう形になりたいかみたいなが、時々伝わってくるような気がすることがある。
無心になって土に集中していくと、丈や口の広がり方から微細な色の強弱まで、不意に脳裏に浮かんでくることがあるんだな。
それが鮮明につかめると、まあ大体あまり失敗はしなくなる。
結局こいつらは自分のなりたいような形に育つんだ。
そういう意味では、むしろどこか生き物と似ているのかもしれないとも思うよ。
そこで言葉を切った先生は、この爺さん、変なことをいうな、と思ったか、と笑った。
まことは慌てて首を横に振って応えた。

だがわし自身もそんなことがつかめるまでには気の遠くなるような歳月がかかった。
お前にそれができるようになれとはいわん。
それでもまあ、もう少し興味が持てるようになったら、多少は今わしの話したことでも真面目に考えてみるといい。
続けてそういわれ、胸のうちを見透かされた気持ちになった。
自分が本当に一生焼き物とつき合う気持ちがあるのかといえば、正直決してそうではなかった。
それでも先生の下で生活を続けることは嫌いではなかった。
むしろ精神的には町よりもよほど楽だった。
それを思えば差し伸べてくれる手に出会えた自分の幸運に感謝した。
はるかの両親たちのことも考え合わせればできすぎているほどだった。
まるで誰かが、母の呪縛から逃れようと足掻く自分のことをどこかで見守ってくれているようにも思われた。
正直そう信じたかった。

植相も全然違ったけれど、釜の周囲の景色はどこかあの湖畔の町を思い起こさせた。
ほんの少しずつではあったけれど、草木が吐き出す澄んだ空気を呼吸しているうちに自分のどこかが浄化されていくような気にもなった。
だがそんな感覚が進むにつれて、もうとっくに諦めていたはずなのに、あの場所へ帰りたい気持ちが日増しに強くなっていった。
本を開いても集中できず、いつのまにはるかやその両親のことを考えているようなことが増えていた。

思い起こせば家を出たあの日、何故あれほど頑なに帰れないと考えていたのかさえ我がことながら不思議に思えた。
それから続いた一連にはただただ自分の思慮の浅さを思い知るだけだった。
けれどやがて気がついた。
すべてが結局は、自分がはるか以外の何物もほしがっていなかったという理由からだったに違いなかった。
それが決して手に入らないと思い知らされてしまうのが嫌で、とにかく自分はあそこから逃げ出したかったのだ。
たぶんそうなのだろうと思った。
確かに、もし自分がたとえばはるかと哲平のキスを目の当たりにでもしていたらと考えれば、それは想像するだけで苦痛だった。
だがそれは同時に自分がまさにはるかにした仕打ちでもあった。
過去はどこまでいっても袋小路ばかりだった。

生い立ちのことも多少は話してしまうと、先生は折に触れ、お前は一度きちんと母親と向き合うべきなのだと口にするようになった。
だがこればかりはまことも決して首を縦には振らなかった。
もう一度母に会ってしまえばまたあの糸に絡め取られてしまうような気がして怖かった。
たとえば顔の造作や手足の長さといった肉体的な特徴が母から譲り受けたものであることが否定しようがないように、自分があんな仕事に手を染めてしまったこともまた、あの母の娘に産まれた時に定まっていたのかもしれないとさえ考えたこともあった。
それでも今の自分は、たとえそうであったとしても、何とかしてそれを振り切りたいと思っていた。
そう考えられるようになれただけでもここにきてよかったと思った。
そんな自分の心情の変化を静かに確かめているうちに、いつのまに二年余りの時間が過ぎていた。

数ヶ月前のことだった。
その夜は、こんにゃくとにんじんと切り昆布とサトイモを炊き、それから芋がらを具にお味噌汁を作った。
魚の代わりにかまぼこを切り、先生の好物の金山寺味噌を添えて出した。
仕事が一段落した先生を労うようなつもりもあった。

居間の卓袱台に腰を下ろした先生は、献立を見渡して一瞬だけ瞳に満足そうな色を浮かべこそしたけれど、特に言葉をかけてくれたりはしなかった。
だがそれもいつものことだった。
喜んでいるのがわかっただけで満足だった。

いただきますと手を合わせて箸を持ち、まずお椀に手を伸ばした先生は、ところが一口すすったところで眉を曲げた。
それからふと時計に目をやり、すまんがテレビをつけてくれるか、とまことにいった。

「めずらしいですね」

訊き返しながらいわれた通りにすると、ご飯を飲み込んだ先生が首を捻った。

「いや、どうやら片山の店が取材を受けたらしくてな。
今日のニュースの後ろの方でやるらしい。
見ておけとうるさくてな」

片山というのは、まことも一度訪ねたこともあるあの美術商の名前だった。
二人はまことがこの世に生を受けるよりよほど前からの知り合いだそうだった。
いわれてみれば、数日前彼からの電話を取り次いだ記憶もあった。
ブラウン管の中央から光が広がって画面が映ると、ちょうどニュースが始まったところだった。
チャンネルはどこですかと尋ねると、そのままでかまわないとのことだった。

「しかしお前の味噌汁は、いつまで経っても上手くならんな」

またお椀を口に運んだ先生が今度こそ苦虫をかみつぶしたような顔で呟いた。
いつもいわれていることだったが、まことは仕方なく、すいませんと頭を下げた。

「米もいい按配に炊けている。
煮物の味つけも上々だ。
ほかのものもそこそこ旨くできてるようになったのにな、こればかりは不思議でしょうがない」

「おかずの類はちゃんと本見て作るようにしてんですけど、でもお味噌汁の正式な作り方っていうか、そういうのなかなかどこにも載ってないんです。
どこがどう違うのかもよくわからなくって」

まあ食えないことはないからな、そのうち誰か教えてくれる相手も出てくるかもしれんだろう。
そういわれてちらりとはるかたちのことが浮かびもしたけれど、まことは慌ててその幻を隅に押しやった。

トップ項目だった政治家の失言がらみの一連が終わり、続いて企業の倒産やら結審した裁判のニュースなどが伝えられた。
先生はもういいたいことはいったとばかりに食べることに専念し、まことも向かいでただ黙々と箸を運んでいた。
画面に映った次の内容は、フィリピンで起きたという拳銃強盗事件だった。
珍しくそんな事件が取り上げられたのは、どうやら現場に居合わせた日本人が一人巻き込まれて死亡したというのが理由であるようだった。
まことは見るでもなくただ目を向けていた。

「ところが、この人物がどうやら数年前に起きたある事件の容疑者として手配されている男らしいということが所持品などから昨夜判明し、当局では急遽現地に捜査員を派遣して確認を取る予定にしているようです」

そのアナウンサーの言葉と共に映像が切り替わり、問題の被害者の写真が映った。
だがその瞬間、まことは驚いて思わず箸を取り落としてしまった。
どうかしたのか、と先生に聞かれ、いえ、ちょっと手元が、とだけ急いで応えて誤魔化した。

その顔には確かに見覚えがあった。
決して見誤るはずなどなかった。
テロップの名前こそ違っていたけれど、男はあの仁村に間違いはなかった。
それが偽名なのかそれとも仁村という名前の方がそもそも嘘だったのか。
あるいは自分の想像もつかないような事情で彼の名字が変わるようなことが起きたのか。
それはまことにはわからなかったけれど、そんなことはいずれどうでもよかった。
考えてみれば仁村の下の名前さえ自分は知らないままだった。

食事を終え片付けものを済ませている間もその一件が頭を離れてくれなかった。
いつのまに、母に知らせてやるべきなのかもしれないという考えが胸に忍び込んできていた。
もし仁村という名前がいつまでも男と結びつけられないままだったとしたら、誰も彼女に事実を伝えられる者はいないに違いない。
少なくとも今それができるのはおそらく自分だけなのだろう。
でもそれは懐かしさとか愛情とかとはまったく無縁の感情だった。
どう否定しようとしても、そこには仁村の死を知った母がどんな顔をするのか見てみたいという暗い欲求があった。
ほんの一瞬だけ、あの指輪を嬉しそうに見せびらかしていた母の姿が浮かんだけれど、まことはそれを押し殺した。

いずれにせよ、あの春の日に別れて以来、多少なりとも母に会いたいと思ったのは初めてのことだった。
でもそれが正しい選択なのかどうかが、まことにはどうしてもわからなかった。


[第二百四話(まこと篇-7)] [第二百六話(はるか篇-8)]

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by takuyaasakura | 2008-10-08 11:08 | 第二百五話(まこと篇-7) | Comments(0)

その日、止まっていたはずの彼女たちの物語が再びそっと動き始めた。
by takuyaasakura
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[登場人物]

来生まこと
24歳。小学校時代に母親とともにはるかの隣家へ越して来る。以後は、はるかにとって一番近い存在となったのだけれど、高校卒業を前に家を出て現在は所在不明。

片岡はるか
24歳。教職についていた両親の一人娘で、自身は現在保育士として地元の幼稚園に勤めている。母の死後、二人暮しで衰えた父親の面倒を見ながら日々を送っている。

久住哲平
湖畔の食堂の一人息子。まこととはるかの二つ上で、二人の幼馴染み。現在は自動車修理工で故郷を離れている。



浅倉卓弥
(あさくら たくや)


1966年7月13日北海道札幌生れ。東京大学文学部卒。
2002年『四日間の奇蹟』で第一回『このミステリーがすごい!』大賞金賞を受賞し翌年デビュー。『君の名残を』、『雪の夜話』、『北緯四十三度の神話』、『ライティングデスクの向こう側』、『ビザール・ラヴ・トライアングル』など、次々と話題作を発表する気鋭の若手ベストセラー作家。



[連載小説]
*毎週月~金曜日連載*



[おことわり]

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