Thanks! 10th ANNIVERSARY  特別企画
カテゴリ:第三十六話(はるか篇-2)( 1 )

第三十六話(はるか篇-2)

その学校でも最初からまことは浮いていた。
新参者という理由だけではなかった。
そもそも彼女は誰かと積極的に口をきこうとさえしていなかった。

おそらくは一緒に登校することを続けていたはるかが一番頻繁にまことの声を聞いていたに違いなかった。
それでもそんな朝の道でもまことの口数は最初の日から比べると徐々に減っているようにも思えた。

そんな一連も母は察していたに違いない。
子供ごころながらはるかにもその程度は漠然と感じられていた。

だからいつもの公園にまことの姿を見つけたその夕方、母が不意にウィンカーを出して車を路肩に駐めた時にもさほど意外には思わなかった。
ちょうど父が出張で家を空けていた日で、夕食はお惣菜を買ってきて簡単に済まそうかと出かけた帰りの出来事だった。

エンジンを切った母に少し待っていなさいといわれたけれど、はるかは首を横に振って急いで自分もシートベルトを外しドアに手をかけた。
仕方ないわねというふうに母は鼻から息を吐き、気をつけて開けるのよと念を押した。今度は大きく頷いて返事した。

車の前を回り込んで、先に歩道を横切り公園に入っていった母を駆け足になって追いかけた。
辺りにはすっかり宵闇が満ちて樹々の陰が一際重く黒かった。

その真ん中にぽつねんとまことは立っていた。
いつものように両手をポケットに突っ込んで、何をするでもなくぼんやりと湖に顔を向けていた。

「来生さん、こんな時間にどうしたの?」

歩み寄った母がそう声をかけると、暗がりでもはっきりとわかるほどまことの肩が大きく揺れた。
振り向いた彼女は決まり悪そうな表情を浮かべてそのまますぐに俯いてしまった。返事は返ってこなかった。

「もうお帰りなさい。
よかったら乗せてってあげるから。
きっとお母さんだって心配してると思うわよ」

母はそう重ねたけれど、その言葉の最後は心なしか言い訳めいた響きを帯びていた。
けれどはるかがそれを訝る前に正面のまことが首を大きく左右に振った。

「全然そんなことないから」

ぶっきらぼうにまことはそう吐き捨てた。
その声がひどく冷たく聞こえてはるかは思わず母を見上げていた。
母の表情も硬くなっていた。

「ねえ貴女、
ひょっとして毎日こんなふうにしているの?」

「毎日じゃない」

声を出してしまったことを悔やんでいるような短い答えだった。
いいながらもまことはわずかに身を引いている。
拒絶の気配が顕だった。

何かを思い悩むように唇をすぼめていた母がまた一歩近づいた。
するとまことも同じだけ後ずさった。
ちょうど怯えた猫みたいな様子で、それ以上進めばたちまち走り去ってしまいそうだった。
同じように感じたのか、母は首を振るとその場所で膝を曲げて屈んだ。

「ねえ、ところで貴女、
夕御飯は食べたの?」

何かを探すように母の顔を覗き込んでいたまことの首がやがて小さく横に動いた。
それを確かめて母は立ち上がり、けれど少しだけまことから視線をずらして腰に手を添えながらため息をついた。
吐息にはまだはるかには意味のつかめない重さがあった。

「食事はいつもどうしているの。
お母さんはちゃんと作ってくれてる?」

その問いにまことはもう一度首を左右に動かしかけ慌てて止めた。
母が相手を見下ろした。

「まあそんなこともありそうかなとは思ってたんだけどね」

右手で髪を掻き上げながら母は独り言のように呟いた。

「話したくないこともきっとあるだろうとは思うけど、
来生さん、とりあえず今日は先生の家で御飯食べていかない?」

母は今度は腰から上を傾けるようにしてまことに顔を近づけた。

「そうしなよ」

傍らから我知らずはるかも声に出していた。

最初こそいいですとかぶりを振ったまことだったが、はるかが重ねて誘ううち首の動きは次第に弱々しくなっていった。
もう一押しとはるかが、ね、と手を取るとついにまことも諦めたように同意した。

ちらりと見上げると母がそれでよしとでもいいたげに頷いていた。

車に戻った母は買物の袋をまとめて後部座席に場所を作り、狭いけど大丈夫ねといいながらまことを乗せた。
はるかは元の通りに助手席に収まった。

車が家に着くまでの間幾度かバックミラーを盗み見てみたけれど、角度が悪くて映るのはネギの飛び出したレジ袋だけだった。
残念ながらまことがどんな顔をして座っていたのかはわからなかった。
ぎこちない動作のままのまことの背を押して家に迎え入れた。

ダイニングには出掛けにスイッチを入れておいた炊飯器からお米の炊ける匂いが立ち込めていた。

母はまず食卓にまことを座らせると、少しここで待っててねとエプロンを着けキッチンに向かった。
すぐにはるかも呼ばれて御味噌汁と玉子焼きとを任せられた。

沸騰し始めた鍋を前におたまに味噌を取りながら横目で眺めると、母は買ってきた惣菜をそのまましまいこみジャガイモの皮を向き始めていた。
今日はお父さんいないから楽しちゃうねと出掛けに母が口にしていたことを思い出したけれど、どうするつもりなのかを訊くことは止めた。
母の意図ははるかにも十分に察せられていた。

お肉と人参に玉葱が準備されているところをみるとどうやら母は肉じゃがでも作るつもりのようである。
片隅ではるかはこの前教わったばかりの調味料の割合を確かめてみたりもした。そのうちに鍋の中が騒がしくなった。

火を止めてふと見ると、食卓では一人残されたまことが所在なげに椅子に腰をかけていた。
テレビにはクイズ形式のバラエティー番組が映っていたけれど見ているふうにも思えない。
膝から下を緩慢に揺すってもいるが苛立たしげという訳でもなかった。

きっとただ落ち着かないだけなのだろう。
他所の家に呼ばれた時はそうだものね、とはるかは哲平の家に初めて入った時を思い出しながら一人納得した。

お味噌を溶き終わり、雪平鍋を脇によけて今度はフライパンを出した。
それから母にボールを取ってもらい玉子を出した。
三つでいいかと尋ねると、五つ割っていいわよという返事である。
多過ぎないかとも思ったがいわれた通りにした。
やがて隣のコンロの鍋からも味醂の蒸発する甘い匂いが漂ってきた。

肉じゃがと玉子焼き、それに漬物と御味噌汁という献立がテーブルに並ぶまでにさほどの時間はかからなかった。
母ははるかの真向かいにまことを座らせなおした。
普段父が座る椅子の隣だった。

「さあ、できたわよ」

そういって母がまことに笑みを見せた。
まことの方は声も出さず首だけで頷いて返事したのだけれど、測ったようにちょうどそのタイミングで彼女のお腹が音を立てた。
はるかは思わず下を向きどうにか笑いを噛み殺した。
それでも上目遣いに盗み見ると、当のまことはこちらを睨みつけながらもかすかに頬を染めていた。

「ずいぶん待たせちゃったものね。
さあ、遠慮なんかしないで一杯食べてちょうだい。
といってもそんなに大したものはないけどね」

重ねた母に今度こそ頷いてすぐさま箸に手を伸ばしたまことだったけれど、母とはるかが御茶碗の前で手を合わせるのを見て慌てて同じようにならった。
それから三人でいただきますと唱和した。
心なしかまことの声もさっきより少し大きくなったようだった。

はるか自身も空腹ではあったが、どうにもまことの方に目がいってしまうのを抑えられなかった。
その食べっ振りが最初から興味の対象になっていたのだ。

まず最初は汁物から手をつけるよう、昔からはるかは母に教わってきたのだけれど、まことはまったくそんなことには無頓着だった。

一番大きなジャガイモを大皿から直接運んだかと思うとそのまま口に放り込む。
案の定熱さに驚いてしばらくは口をパクパクさせていたが、それでもまことは最後にはまるごと飲み込んだ。
それからはるかと母とが揃って御味噌汁に手をつけているのに気づいたらしく、慌てて自分も御椀に手を伸ばしてみせた。
今度は母も気をつけて飲みなさいねと釘を差すことを忘れなかった。

神妙にも見える顔つきで味噌汁を口にしたまことは、すぐ次にはそれまで見せたことのなかった明るい表情を見せた。
笑顔に似ていたけれど笑っているというとは少し違っていた。
どことなく当惑しているようでもあった。

それでもその顔つきは決して否定的という訳ではなかった。
はるかは思わず身を乗り出して意気込んだ。

「ねえ、それあたしが作ったんだよ。
どう? 美味しい?」

ふい、とまた味噌汁に口をつけていたまことが目を上げた。
御椀が下りるとその向こうからは少しだけ尖ったくちびるが顔を出した。

その表情のままで頷いたまことは、おいしいと口にしてからもう一度小さく首を縦に動かした。
そのやりとりに母が、よかったねとはるかに片目をつぶって見せた。

「御湯を注いでできるやつと大分違う」

独り言のように呟いたまことは今度は御飯に箸を伸ばした。
玉子焼きを勧めるとこちらもまた幸せそうに食べてくれる。
嬉しくなって見ているうちにまことの御茶碗はたちまち空になった。
一瞬躊躇したまことに気づいてはるかは進んで立ち上がり、お代わり持ってきてあげるねと手を伸ばした。
おずおずとまことが右手で御茶碗を差し出した。
少し多めに盛って戻ると、手を伸ばしながらまことが、あんまりこういう食事しないからと言い訳のように口にした。
気にしなくていいよと答えようかと思ったけれど何故だか言葉が出なかった。


[第三十五話(はるか篇-2)] [第三十七話(はるか篇-2)]

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by takuyaasakura | 2008-01-25 12:01 | 第三十六話(はるか篇-2) | Comments(0)

その日、止まっていたはずの彼女たちの物語が再びそっと動き始めた。
by takuyaasakura
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[登場人物]

来生まこと
24歳。小学校時代に母親とともにはるかの隣家へ越して来る。以後は、はるかにとって一番近い存在となったのだけれど、高校卒業を前に家を出て現在は所在不明。

片岡はるか
24歳。教職についていた両親の一人娘で、自身は現在保育士として地元の幼稚園に勤めている。母の死後、二人暮しで衰えた父親の面倒を見ながら日々を送っている。

久住哲平
湖畔の食堂の一人息子。まこととはるかの二つ上で、二人の幼馴染み。現在は自動車修理工で故郷を離れている。



浅倉卓弥
(あさくら たくや)


1966年7月13日北海道札幌生れ。東京大学文学部卒。
2002年『四日間の奇蹟』で第一回『このミステリーがすごい!』大賞金賞を受賞し翌年デビュー。『君の名残を』、『雪の夜話』、『北緯四十三度の神話』、『ライティングデスクの向こう側』、『ビザール・ラヴ・トライアングル』など、次々と話題作を発表する気鋭の若手ベストセラー作家。



[連載小説]
*毎週月~金曜日連載*



[おことわり]

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